ネタが尽きたので過去のボツネタを引っ張り出してきました
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世の中にはこんな人がいたそうです
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2月14日23時。今年も成果が0の自分
近年では友チョコというものもあるので女性でもチョコをもらえる時代になっているらしい
男⇒男ルートはあるのかは知らないが、女⇒男・女⇒女ルートは存在している
女性でも男性でももらえる。良い時代になったものだ
ここまで言えば、何の成果なのかは言わなくてもわかるだろう
今年も0・・・恋人いない歴=年齢ではないものの
なんかすごく虚しい感じだった
大学が春休みではあるので友人と会う機会は減ってしまうのは仕方がないものの、なかなか寂しいものである
今年はこのままでは終われない。いや、終わりたくない
戦場に行ってこよう
早速、外出の準備をする
2月とはいえ北の大地である。まだまだ寒い
コートを装着。マフラーセット。家を出る
雪が積もっていることに加え、路面は凍っているため、自転車は使用不能だ。徒歩しかない
とりあえず、自宅から一番近いコンビニへつく
店の外からレジを見る。おばさんとおっさんがいた
チッ。諦めて別のコンビニへ向かう
さすがにこの時間だと車も少ない。歩いている人はいない
とても静かである
そして2店目に到着
そこは可愛い娘(高校生?)とおっさんがレジをしていた
早速入店。売れ残りのバレンタインチョコを手に取り、レジへ向かいそれを出して言った
「あ、袋はいいです。そのままで」
いきなりだったのでびっくりしたのかもしれない。その娘は驚いているようにも見える
財布を手に取り、お金をとる
お釣りがあるとなんとなく台無し感があるのでぴったり出す
その娘は営業スマイルではあるのはわかっているが
「はい、どーぞ♪」
笑顔で手渡してくれた
それをそっとコートのポケットに入れて外に出る
緊張していたのだろう
店から出た途端、口から白い息がハァーと出た
虚しいこととは分かっている。それでも嬉しかったのだ
形式はどうあれ、14日にチョコレートを手渡される
この感覚は何年振りだろう
間もなく15日になろうとしている
夜の空を見上げながら家へ向かって歩く
後ろから1台車が通りすぎて行った。風がとても冷たい
こうして今年のバレンタインは終わりを告げた
今年の成果:チョコ1個
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